優秀さ=処理能力の時代はロボットによって終焉を迎える。

「仕事が出来るやつ=スピーディーに問題を処理して、膨大なタスク量をこなせるビジネスマン」

 

多くの人はこの手のタイプを優秀だと思っているようだが、向こう数年でこの手のタイプは役立たずのビジネスマンになる可能性を孕んでいる。

 

多分だが、AIやロボットより処理能力の早い人間はいないはずだ。闘う土俵に人間以外の種族が乗り込んでくる現在~近未来において、人間は処理能力という土俵に乗るべきではない。

 

では、どうするのか?

 

私は仕事における能力を大きく分けると3つに分けられると考えており、それは以下の通りだ。

 

  • 認識力
  • 解釈力
  • 処理力

 

先に挙げたタスクの処理する正確性やスピードは処理力に内包される。

 

そうなってくると認識力と解釈力を土俵を移していく。それでは、どちらを磨くべきか?

 

認識力は、そもそも事象に対して問題があると発見する力である。これは知的好奇心や属してきた環境によるものが大きく、3つの力の中で最も先天性が強いものである。この手の認識力が長けている+実行力があるのが、btoc系のサービスを立ち上げているような起業家の方々で、正直にいって再現性を持たせるのは難しい。

 

そこで、全てのビジネスマンにとって再現性があり、身につけるべきなのが「解釈力」である。

 

解釈力とは、言い換えれば問題を解決するための最適なレシピを見つけることである。答えなんかない。問題を適切に要素分解して、解決するための糸口を探す。※仕事しているなかで個人的には一番楽しい時間

 

例えば、ダイエットを例にしてみる。多くの人はダイエットという問題を解釈する際に、食生活と運動という要素分解をするらしい。※この質問はよくするのだが、この2つの切り分け方が半数以上を占める。

 

間違いではないが、適切な要素分解でもないと個人的には思う。

 

では私なら、どう要素分解するか?

 

私の場合は、「自分で制限出来る要素」と「自分で制限出来ない要素」にまず分ける。先にあげた食生活や運動は前者にあたる。そして、例えば「会社で毎日飲み会がある」という事実があったとしたら、それは後者にあたる。この事実が真因であれば、いくら自分で制限出来る要素に対してアプローチしても、ダイエットに成功することは難しいはず。この時に一番に考えるべきは「いかにして飲み会を断るか」である。

 

つまり、解釈力とは「物事を解決するための核心をつける力」である。

 

少し話を戻すが、この解釈力は現在のAIやロボットには期待できない。最近は人工知能、特にディープラーニングがもてはやされているが、残念ながらディープラーニングのモデルは事象やデータの関連性を線で紐付けるイメージの構造となっている。そのため人間の脳と違うロジックで動いており、この解釈力を実現するためには膨大なデータやリソースが必要になるし、そんなもの一部の大企業でしか実現できない。※詳細の話をすると長くなるので、かなり大雑把に伝えてます。あしからず。

 

話を戻すと、ロボットや人工知能が主流となる時代において、人の優秀さは解釈力に他ならない。※個人の見解です

 

だからこそ今後のビジネスマンに求められるのは処理力ではなく、解釈力である。※もちろん認識力も求められるし、処理力もあるに越したことはない

 

では、解釈力はどうやって身につけるべきか?

 

個人としては2つのアプローチを組み合わせることで習熟が早くなると考えている。

 

  • 様々なテーマに対して、問題解決する方法を考えてみる
  • 1つのテーマに関して、複数のアプローチで問題解決する方法を考えてみる

 

抽象的になってしまったが、これを仕事として取り組むことが必然的に増えるのが「コンサルタント」と呼ばれる仕事だ。

 

外資コンサルの方々は解釈力が総じて高いが、それは問題解決してきた量がバックボーンにあるのだなと常々思う。