ポジティブになるにはどうしたら良いのか

私は多くの人たちがそうであるように基本的に悲観的な人間である。これは一般的でもあるだろうが、自分の良いところよりも悪いところの方に目がいってしまう。

 

マクロで見ても基本的に毎日世界が後退しているかのように悪いニュースが流れているし、多くの有識者とかいう人たちが「昔の方が良かった」と嘆いている。

 

しかし、果たしてこの認識は本当なのだろうか?

 

スティーブン・ピンカーがTEDで講演した『データで見ると、世界は良くなっているのか、悪くなっているのか?』によると、データで見れば世界は過去と比較して圧倒的に良くなっているらしい。

 

私も見たがデータで考えれば圧倒的に今の方が過去よりも良くなっている。

 

では、どうして世界は今をこのように悲観するのだろうか?

 

答えは「状況の変化によってもたらされる新しい課題の発見」にある。

 

先に述べたように、基本的に多くの人間は良いところより悪いところに目がいく。人類の進歩によって改善された部分には目をやらず(またそれが通常になったのでニュースにも取り上げない)、新しく見えた課題に目を向ける(いわずもがなニュースとしてはこちらの方が見られやすくもなる)

 

この人間がもつバイアスによって、世界が悪くなっているという感覚をそれぞれが持ってしまうのだ。

 

また、このバイアスがあるからこそ多くの人はポジティブになりにくい。もちろん現状を改善しなければと発奮することは良いことであるが、全員がそこまで強い心を持てるわけではないし、自己成長のためには負荷のかけ方に緩急があって然るべきである。

 

おそらく多くの人間は主観的に物事を捉えるとネガティブになりやすい。だからこそ、データや客観的な証言を元にすることで、昔の自分より実は改善しているのだと自己認知出来るようになる。

 

客観的に見るための準備こそがポジティブを呼び起こしてくれるのだと私は信じている。